天馳星とは
命式に天馳星が出た方へ。天馳星は十二大従星の最後の星で、エネルギー値は1、人生段階の比喩ではあの世に当たります。体を持たない魂のように、時間も場所も気にせず飛び回る。エネルギー値は最小なのに、動きの速さは12星で最速です。ここでは天馳星の性格傾向と、瞬発力と持続力の関係、幼少期・中年期・晩年期のどこに置かれるかで変わる出方、2つ以上ある場合の読み方を整理します。
目次
天馳星とは——エネルギー値1、あの世の段階にある速さの星
十二大従星は、日干が命式の各地支に置かれたときの勢いを、胎児からあの世までの12段階になぞらえた星です。その終点にあるのが天馳星で、エネルギー値は1、比喩はあの世です。
読みは「てんそうせい」。あの世の比喩は、肉体の制約から離れた魂の状態を指しています。重さがないから速く動ける。多忙で、閃きが速く、時間を気にせず飛び回る。それが天馳星の中心にある意味です。
FATE DECODERの命式計算では、十二大従星は陽占人体図の左肩・左足・右足に表示されます。天馳星のエネルギー値1は12星の中で最小です。
天馳星の読み取り方——瞬発力は最強、持続力は最小
キーワードは多忙、喧騒、前進、飛び回る。じっとしていることが苦手で、複数のことを同時に動かします。閃きの速さと瞬発力が、この星の長所です。
その裏側が持続力の弱さです。エネルギー値1は、長く粘る力がほとんどないことを意味します。一気に動いて一気に終える。短期決戦や、切り替えの多い仕事で力が出ます。
時間を意識しないのもこの星の特徴です。締め切りや予定に縛られるより、思い立った瞬間に動ける環境のほうが、天馳星の速さは活きます。
配置で変わる出方——幼少期・中年期・晩年期の天馳星
陽占人体図では、十二大従星は左肩、左足、右足の3か所に置かれ、それぞれ幼少期、中年期、晩年期と呼びます。この呼び名は配置の区分です。鑑定を受ける人の今の年齢そのものではありません。
左肩(幼少期)に天馳星がある人は、子供の頃から落ち着きがなく、発想が次々と湧く配置です。
左足(中年期)の天馳星は、気持ちが変わりやすく、生活や仕事に波が出やすい時期として読まれます。運勢の谷間に当たりやすい時期で、動き続ける形の仕事なら波に対応しやすいとも読めます。
右足(晩年期)にある場合は、年を重ねてもせわしなく動き回り、その動きが目に見える結果になる晩年と読みます。隠居向きではない配置です。
天馳星が2つ以上ある場合——同時に動かす力が強まる
人体図に天馳星が2つ出る命式があります。速さと多忙の性質が重なり、自転車操業のように動き続ける人生になりやすい配置です。
健康と財運がシーソーのように入れ替わる、事故や怪我に注意、といった浮き沈みへの注意が、この配置の読みの中心です。いくつもの仕事を同時に進める才能として活きる面もありますが、一つのことに腰を据える生き方にはなりません。
動き回ることが仕事になる役割は活きやすい一方、健康面の消耗には注意が要ります。
天馳星と他の十一星——最小のエネルギー値の側から見る
よくある質問
天馳星はエネルギー値1なので、いちばん弱い星ですか?
弱い星ではありません。エネルギー値1は持続力がほとんどないことを表しますが、瞬発力と閃きの速さは12星で最強と読まれます。当サイトの鑑定では、エネルギー値の高低を力の向きの違いとして扱い、優劣とは見ません。
天馳星が2つあると、どう読みますか?
速さと多忙の性質が重なり、自転車操業のように動き続ける人生になりやすい配置です。健康と財運がシーソーのように入れ替わる、事故や怪我に注意、といった浮き沈みへの注意が読みの中心で、一つのことに腰を据える生き方にはなりません。動き回ることが仕事になる役割は活きますが、健康面の消耗には注意が要ります。
あの世の星と聞いて不安になりました。
あの世は人生段階の比喩で、死や不幸を表すものではありません。肉体の制約から離れた魂のように、重さがないから速く動ける、という力の質を示しています。多忙と瞬発力の星として読んでください。
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