八門法とは
「自分は攻めるのが得意なのか、守るのが得意なのか」「表現する力が強いのか、学ぶ力が強いのか」——漠然と感じていたこの手応えに、数字で裏づけを与えるのが八門法です。命式のエネルギーを五行ごとにまとめ、日干を中心に五方向へ配置すると、あなたの力がどこに集中し、どこが手薄かが一目で見えます。
目次
数理法の数字を、五つの方向に並べ替える
八門法のもとになるのは数理法の数字です。数理法では、命式に含まれる甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸それぞれのエネルギー値が出ます。八門法は、この10本の値を木・火・土・金・水の五行にまとめ直すところから始まります。
まとめた五行の値を、日干の五行を中央に据えて五方向に配置します。上下左右と中央——この十字配置のどこに数字が集まっているかが、あなたの「力の使い方の癖」を映し出します。
この一枚の配置図を見るだけで、「なぜ自分は学ぶことには熱心なのに、表現するのが苦手なのか」「なぜ行動力はあるのに人をまとめるのが難しいのか」といった日常の感覚に、構造的な説明がつくことがあります。
1. 数理法の十干別エネルギー
2. 五行へ合算
3. 日干を中心に配置
例:日干が甲・乙(木性)の場合
実際の配置は日干の五行によって変わります。FATE DECODERの命式画面では、日干に合わせて中央・北・南・東・西の五行配置を自動で表示します。
五方向のどこが強いかで、力の出方が変わる
中央の値が高い人は、自分自身の芯が強く、ブレにくい人です。周囲に流されず自分の軸で判断できる反面、頑固さとして出ることもあります。
北が強い人は、学ぶ力・考える力が豊富です。情報収集や研究に強く、知識で勝負するタイプ。南が強い人は、表現する力・伝える力が突出しています。話す、書く、見せる——外に出すことで力を発揮します。
東が強い人は、自分から環境に働きかける力が強く、現実を動かす実行力があります。西が強い人は、外から入ってくる力——責任、役割、期待——を受け止める器が大きい人です。
どの方向が強くても弱くても、それは「持ち味」であって欠点ではありません。大切なのは、自分の力がどこに向かいやすいかを知り、その流れに沿った選択をすることです。
| 位置 | 日干から見た関係 | 線 | 読みの入口 |
|---|---|---|---|
| 中央 | 日干と同じ五行 | 中心 | 自分自身の質、内側にまとまる力 |
| 北 | 日干を生む五行 | 相生の縦線 | 支え、入力、学習、受け取る力 |
| 南 | 日干が生む五行 | 相生の縦線 | 表現、伝達、外へ出していく力 |
| 東 | 日干が剋す五行 | 相剋の横線 | 現実への働きかけ、実行、管理する力 |
| 西 | 日干を剋す五行 | 相剋の横線 | 外部からの圧力、責任、鍛えられる力 |
位置の意味は断定材料ではなく、数理法で見えた偏りを読むための入口です。実際の鑑定では、陰占・陽占・位相法などと重ねて判断します。
青龍型・朱雀型・白虎型・玄武型・騰蛇型——五神型で全体像をつかむ
八門法では、最もエネルギーが集中している方向から、あなたの「型」を大きく5つに分類できます。東が強ければ青龍型(守備本能)、南が強ければ朱雀型(伝達本能)、中央が強ければ騰蛇型(引力本能)、西が強ければ白虎型(攻撃本能)、北が強ければ玄武型(習得本能)です。
さらに、東と南の合計が西と北の合計を上回る場合は陽型、逆なら陰型として読みます。陽型は外向きに力を使いやすく、陰型は内に蓄えて深める力が強い傾向があります。
この五神型は、就職・転職の方向性、人間関係での役割、ストレスへの対処法にまで示唆を与えてくれます。まずは自分が何型かを知ること——それだけでも、日々の選択の精度が変わります。
| 型 | 強い位置 | 力の出方 | 読みの入口 |
|---|---|---|---|
| 玄武型 | 北 | 受け取る力・学習・関係性 | 知識、情報、目上や先生からの支えを活かしやすい型です。蓄えたものを整理し、必要な場面で流れに乗せるほど力がまとまりやすくなります。 |
| 青龍型 | 東 | 対外活動・挑戦・開拓 | 社会や外の世界へ向かって動く力が強い型です。挑戦、実務、商い、対外活動の中で自分の力を試し、現実を切り開きやすくなります。 |
| 朱雀型 | 南 | 表現・伝達・届ける力 | 表現、伝達、教えること、誰かに届けることに力が出やすい型です。人前に出る、言葉や作品にする、目下や大衆へ役割を果たす場面で流れが生まれます。 |
| 白虎型 | 西 | 責任・競争・鍛えられる力 | 外から求められる役割、責任、技術、競争の中で鍛えられる型です。プレッシャーや現実的な課題を受け止めることで力が研ぎ澄まされます。 |
| 騰蛇型 | 中央 | 中心性・引き寄せ・まとめる力 | 中央に力が集まる型です。人や物事を引き寄せ、まとめ、中心に立つことで力を発揮しやすくなります。周囲の期待だけでなく、自分が納得しているかも読みの鍵です。 |
| 分類 | 判定式 | 読みの入口 |
|---|---|---|
| 陽型 | 東 + 南 > 西 + 北 | 外へ出して現実に働きかける力が表れやすい見方です。行動、表現、挑戦、社会への関与を通して力を使いやすくなります。 |
| 陰型 | 西 + 北 > 東 + 南 | 受け取り、蓄え、深める力が表れやすい見方です。学び、観察、研究、技術の蓄積、内側での熟成を通して力を使いやすくなります。 |
| 陰陽均衡 | 東 + 南 = 西 + 北 | 陽型・陰型のどちらかに断定せず、外へ出す力と内側に蓄える力が拮抗している状態として扱います。 |
型や陰陽は、八門法の数値を読む入口です。実際の鑑定では、命式全体、人体図、位相法、現実の経験と重ねて判断します。
数字だけでは見えない——十大主星と重ねて読む深さ
八門法が教えてくれるのは、力の「方向」と「量」です。しかし、その力が実際にどんな「質」として現れるかは、陽占の十大主星が教えてくれます。
たとえば南の数値が高い人が二人いたとしても、一人は鳳閣星(自然体の表現力)、もう一人は調舒星(鋭い芸術的感性)を持っていれば、同じ「伝達の力」でも表れ方はまったく違います。
八門法の配置図と十大主星の人体図を重ね合わせることで、「どの方向に、どんな質の力が、どれくらい流れているか」が立体的に見えてきます。これが算命学の鑑定に奥行きを与えるレイヤー構造です。
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FATE DECODERで命式を計算すると、数理法の表とあわせて八門法の五方向配置が表示されます。中央・北・南・東・西の数字を見るだけで、自分の力がどこに向かっているかが直感的にわかります。
「なぜ自分はこの方向の仕事で成果が出やすいのか」「なぜこの人との関係でいつも同じパターンにはまるのか」——AI鑑定に聞けば、八門法と命式全体を照らし合わせた答えが返ってきます。まずは無料で、自分の力の地図を見てみてください。
よくある質問
八門法と数理法は何が違いますか?
数理法は十干(甲〜癸)ごとの細かいエネルギー値を見る技法です。八門法は、その値を木・火・土・金・水の五行にまとめ、日干中心の五方向に配置して「力の流れ」を見る技法です。数理法が素材、八門法がその素材を並べた地図、という関係です。
五神型(青龍・朱雀・騰蛇・白虎・玄武)はどう使いますか?
五神型は、八門法のエネルギーが最も集中している方向からあなたの大まかなタイプを掴むものです。就職・転職の方向性を考えるとき、人間関係の癖を理解するとき、まず自分が何型かを知ることで全体の見通しが立ちやすくなります。
八門法だけで性格や適職を判断できますか?
八門法だけで断定するのは推奨しません。八門法はエネルギーの方向と量を見る技法であり、力の「質」は十大主星、「リズム」は天中殺や大運と合わせて読みます。FATE DECODERのAI鑑定では、これらを統合した分析が可能です。
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